90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

箱根駅伝

帰国の襷

あけましておめでとうございます。 昨年は途中からまさかの大ブレーキがかかりましたが、どうにかこうにか月刊ペースで走り切れた一年でした。ありがとうございました。さて、1月1日の深夜にベトナムより帰国し、今日は朝から楽しみにしていた箱根駅伝を見て…

駆けていく人

ちょっと電車に乗れば見れるのだから、1年に一度のチャンスだから、やっぱり行けば良かったなあ、と来年まで思い続けるのも嫌だから、箱根駅伝の復路を見に行ってきた。 9区、横浜駅過ぎ、京急神奈川駅付近。先頭の東洋上村くん。追う駒澤。この3分のタイム…

On the way

12月の終わりに用事があって大手町に行った時に、「そう言えば読売新聞東京本社の工事はどうなったんだろうか」と気になって見に行ったら、まだ工事中だったけれど、「絆」という名前の駅伝の像が立っていたから、「うん、ここが箱根駅伝のスタート&ゴール…

柏原さん

昨日は箱根駅伝5区を歩いてから、ゴール地点にある箱根駅伝ミュージアムに行ってきた。 箱根駅伝が始まってからの歴史やエピソードが展示されていて、河野洋平氏の父、河野一郎氏が箱根駅伝を走った時のユニフォームもある。ものすごく汗を吸いそうな分厚い…

まえへ

箱根駅伝を題材にした三浦しをんの「風が強く吹いている」という小説の中で、5区を走るのは神童と呼ばれる真面目な男の子で、駅伝当日は高熱をおして走る。正直、このシーンはあまり好きじゃなかった。いかにも、という感じで。 けれど、自分の足で5区を歩い…

物見遊山

歩き箱根駅伝もいよいよ4区。 平塚中継所は絶賛工事中のようだけど、どうするのかしら。 海に降り注ぐ光を横目に朝8時、心の中で号砲を鳴らしてスタート。 沿道のにゃんこ先生。 駅伝アナウンサー風に言うと、大磯は古くから栄えた保養地で海水浴場発祥の地…

挑戦する生き物

ハンマー投げの室伏と同じ体育大で陸上をやっていた友人タキコと、いつか家で世界陸上を一緒に見た時、ふと、長らく不思議に思っていたことを口にしてみた。 「ねえ、どうして1秒でも早く走ったり泳いだりしたくなるのかな。どうして42キロも走ってみたくな…

その時歴史が動いた

3連休の最後の日は、箱根駅伝2区を歩いてきた。それについてはまた後日書こうと思うのだけど、まず気にかかるのは生麦事件なのであります。 鶴見中継所を出発して2キロあたりから、電信柱にも看板にもマンション名にも「生麦」という地名が大きく書かれ、否…

歩き箱根駅伝1区②

東日本銀行立会川支店。 ここが1区の中間点。これでやっと半分か。まだ半分か、気が遠くなりそうでいて、10キロをすぎたら体が慣れてきたのか少しずつ元気がでてきた。残りあと10キロ付近の鈴ヶ森刑場跡。あの八百屋お七もここで処刑されたそうな。そして命…

歩き箱根駅伝1区①

先日書いた通りの理由で、年内に5回にわけて箱根駅伝のそれぞれの区間を歩いてみようと決めたので、こないだの3連休、まずは1区を歩くことにした。 どうせ歩くなら、それはもちろん朝8時に心の中で号砲を打ち鳴らして読売新聞社前をスタートしたい。おかげで…

この道を行けば

猪木議員は言っていたな。 この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ はてなではないのだけれど、「好日弁当日記。」というブログが好きで、いつも楽しみ…

夜明けの色

スポーツについて、いつもとても愛情深い記事を書いている薫さんの「風が強く吹いている - 風が薫るとき」という記事と、その記事のコメント欄でくみちょうさん (id:Strawberry-parfait)に力強くお薦めして頂いたことから、三浦しをんの「風が強く吹いている…