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90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

君が通り過ぎたあとに

7月後半、ずっと夏風邪が治らず、ひきこもってぼんやりしていた。 そんなわけでワタクシともあろうものが、この夏の高校野球神奈川県大会はTV観戦だった。球場に一度も行かない夏なんて何年ぶりだろう。ここ数年毎年撮ってる円陣も今年は撮れず。無念。 雨天…

私は貝になりたい

貝にな! …この前築地に行ったもんで貝の写真なんかいくらでもあるんだぜ。*さて、先日は相撲ファンの先輩つるちゃんと夏場所初日に行ってきた。 幕下力士の取組を横目に昼間からビール飲んで焼き鳥食べて、しみじみと語り合う。 「昔は関取なんてみんな自…

奥の細道

明日からGWか、1年て早いわねえ、やれやれ…と思いながらマキシスカートの丈上げにいそしんでいた4月28日、20時30分。 1通のメールが舞い込んできた。タイトルは「稽古総見」 劇団勤務時代にはよく耳にした懐かしい言葉だ。しかし舞台ではなかった。 「まめ、…

せきとり

今年は久々にオザケンのライブがあるのだけれど、見事にチケット申込みすべて外れた。前回のライブも全部はずれた。岡村靖幸のライブも全部はずれた。 そんな訳でチケット予約抽選なんて一生当たらないのではないかと思っていたけれど、めでたく大相撲五月場…

嘘であってほしいし、夢であってほしい

昨日からずっと、自分でも驚くほどに悲しい。 ただただ残念で悲しい。 噂が出た時点でさもありなんとは思っていたけれど、 どんどん落ちぶれていく姿が面白半分に報道されていたのを「あーあー」と見ていたけれど、それでもこうなってしまうと、まるで心がか…

冷凍と解凍の狭間~初相撲観戦②~

昨日たまたまTVをつけたら「ぐるナイ金星相撲部始動SP」という番組をやっていて、どうせ作りこまれたバラエティだろうと思っていたら不覚にも熱くなって泣いてしまった。東北の有望そうな小学生を集めて相撲部を作るのだ。 久々に見た若乃花が元気そうなのも…

夢の国技~初相撲観戦①~

大学時代の友人つるちゃんは昔から相撲好きだった。「相撲=デブが裸でぶつかり合う、これが国技だなんて」と思っていた当時の私は「なんと酔狂な」と呆れていたものだが、相撲に興味が出始めた途端、私の中でつるちゃんが師匠に変わった。 9月に久々につる…

けっこう毛だらけ

何かの記事で読んだのだけれど、人間、本当に好きなものや興味のあるものに関しては、放っておいても自動的にそれに関する情報をキャッチするようになっているらしい。 情報が欲しくてTwitterやらネットやら検索したりとするけれど、わざわざそんなことしな…

まだ生きてるよ

引きこもり問題が一般化してきた1990年代、友人ゴトオは私に厳しく言い放ったものだ。 「お前は精神的引きこもりだからな。肉体的には引きこもってないから仕事もちゃんとするけど、精神的に引きこもってる」 心当たりありすぎて、ぎゃふん。上手いこと言う…

もはや退けない

よしもとばななが何かの小説の中で「男の人って一人でどんどん暗くて狭い所に入り込んで行こうとする性質がある」というようなことを女の子に言わせていた。 年に一度くらい、ふと思い出して、いったいあれは何の小説の中の言葉だったっけと探すのだけれど、…

青春の後ろ姿

全国各地で甲子園の県予選が始まっていて、沖縄なんてもう準決勝だ。 神奈川は先週の土曜日から始まった。 なんだか春季大会の時期から今年はあんまり気持ちがのらなくて、来年こそは県大会を開会式から見ようと去年の秋に決意したのに、「暑いからいいや」…

今ありて

夏の甲子園の大会歌「栄冠は君に輝く」はきっと大抵の人が知っているだろうと思うが、春のセンバツの大会歌「今ありて」は知らない人も多い。谷村新司作詞のこの曲は、こんな歌詞で始まる。 「新しい季節(とき)の始めに新しい人が集いて 頬そめる胸のたか…

想像の余地

「蟹座の女の子って~どこか少し大胆~♪」と広末涼子は歌っていた。 そして蟹座の占い師石井ゆかりはこう語る。 「誰よりも臆病なくせに、誰よりも、危険な場所につっこんでいく」 石井ゆかりによると、蟹座の嫌いなものは「単なる数字や、単なる物質。人の…

フェティシズム

小さな頃の弟は、父の脛と自分の脛を見比べて呟いたものだ。 「あーあ、オレも早くおとな毛生えたいなあ」 おとな毛っていうのか、ああいうの。でも確かに大人になると生えてくるんだものね、おとな毛だね。そんなおとな毛が生えはじめる小学校高学年の頃か…

この恨みはらさで

新婚時代に、風邪をひいた母が、会社に出かけようとする父に「ごめん、今日はご飯を作れそうにないの」と言ったところ、父は意気揚々と「心配ないよ。オレ、外で食ってくるからさ!」と答えたそうだ。 母は未だに風邪をひくたびにネチネチとあの日の文句を言…

あなたの知らない世界

将棋の世界では王将戦が盛り上っているらしい。羽生さんは箱根花月園で、おやつにいちごショートケーキなんか食べながら頑張ってるそうだ。 王将戦:羽生、鋭く攻め快勝 1勝2敗に - 毎日新聞 王将戦中継ブログ : 午後のおやつ 急戦矢倉の作戦を採った羽生だ…

春の声

ヨハン・シュトラウスの「春の声」先日YMCAのチャリティコンサートで、ソプラノ歌手の方がこの「春の声」を歌う前に、ドイツの冬と春のことを話してくれた。 なんでも、その方は以前ドイツに音楽留学をされていたそうだが、ドイツの冬というのは本当にどんよ…

肉体というフィードバック装置

人間が頭だけになれば、全てを理屈で整理し、快楽も苦痛も全て想像の世界で味わうことになる。最終的には理屈の迷路に迷い込み、狂人になるだろう。人間は肉体というフィードバック装置がないと、破滅的な結論に向かうのだ。 島田雅彦「僕は模造人間」 ちょ…

歴史は繰り返す

学生時代の弟は「お前韓流スターか」と言いたくなるようなアシンメトリーな頭をしていた。当時は街中がそんな頭のメガネ男子で溢れており、若い子とすれ違う度に「あれ?うちの弟?」とドキっとした。 コイツ、そんな流行に乗る子だったっけ、と結構驚いて印…

最初に書くこと

手帳好きはだいたい一度はほぼ日手帳に惹かれてみたりもするもので、数年前、ふと興味を持って、ほぼ日手帳を使っていた同僚のかとちゃんに「どう?1日1ページなんて、かとちゃんはどんなこと書いてるの?」と尋ねてみた。 するとかとちゃんは「えー、私もま…

あなたにここにいてほしい

はてなのお友達くみちょうさん(id:Strawberry-parfait)も「秋になると行事盛りだくさんで忙しい」と言っていたけれど、弟の結婚あり、高校野球あり、山にも行きたい、展覧会もたくさん行きたい、旅行も行く・・・と、やりたいことだらけで忙しいわたくし。で…

病める時も健やかなる時も

根性なしで不都合な真実からは目をそらしがち。 ドラマでも誰かが殺されそうになったり、不穏な雰囲気になってくると、見るのが嫌になってしまう。マドンナの出演した映画「エビータ」のDVDを持っていたが、あれも見るのは夫がアルゼンチンの大統領になる所…

夢を売る仕事

劇団勤務時代の同僚かよちゃんは元保育士で、「大好きな子どもと遊んでるだけなのにお金がもらえるなんて、いいのかなって思ってましたー」とふんわり笑っていた。同じく元保育士で、私の敬愛する先輩かえるさんは「あたしはそういうのって違うと思うんだよ…

歩き箱根駅伝1区②

東日本銀行立会川支店。 ここが1区の中間点。これでやっと半分か。まだ半分か、気が遠くなりそうでいて、10キロをすぎたら体が慣れてきたのか少しずつ元気がでてきた。残りあと10キロ付近の鈴ヶ森刑場跡。あの八百屋お七もここで処刑されたそうな。そして命…

歩き箱根駅伝1区①

先日書いた通りの理由で、年内に5回にわけて箱根駅伝のそれぞれの区間を歩いてみようと決めたので、こないだの3連休、まずは1区を歩くことにした。 どうせ歩くなら、それはもちろん朝8時に心の中で号砲を打ち鳴らして読売新聞社前をスタートしたい。おかげで…

幸福論

転職活動中、最初に役員面接までいったのは某SNSの会社で、オフィスビルから神宮球場が見えた。「野球場の見える職場で働けたらとても幸せなんじゃないか」と、思ったが落ちてしまった。まあ、その会社の今の没落ぶりを見るに、入れなくて良かったのかもしれ…

9回2死

毎度引き合いに出して、お前は松岡修造か!と言われるかもしれないが、漫画「エースをねらえ」にこんなシーンがあった。 「ここまでだと思ったとき、もう一歩ねばれ。それで勝てないような訓練はしてない!」1998年夏の甲子園準決勝、横浜高校対明徳義塾の試…

夏陰~なつかげ~

熱闘甲子園のテーマソングで一番好きだったのは2004年のBEGINの「誓い」と2005年のスガシカオ「夏陰」BEGINの「誓い」を聴くと今でも、最後の打席、笑ってバッターボックスに立っていたダルビッシュくん、新幹線に乗り込む涌井くんの横顔、整列して顔をくし…

やればできるは魔法の合言葉

本日の高校野球第2試合は愛媛の済美高校が登場だ。常に投げ過ぎの安楽くんが心配だけど、やればできるは魔法の合言葉なんだろうな、そうだな、そうだとも。いつだったか高校の先輩が結婚して一人暮らしの部屋を引き払うというので、男友達が何人も手伝いに駆…

絶対に泣けます

劇団四季の「オンディーヌ」に出演していた加賀まりこが、インタビューで言っていた言葉が印象に残っている。「オンディーヌの3幕の、とても大切なシーンで、いつもは気合が入っているからテンションも高く、ボロボロ涙を流してセリフを言うところだが、100…

第一次夏の終わり

7月30日。第95回全国高等学校野球選手県神奈川県大会決勝戦。 日曜日の準決勝が試合開始2時間前で入場ギリギリだったので、決勝戦は13時開始だけど9時に球場着。既に球場1.5周分くらいの人が並んでいた。試合前の円陣。毎年毎回この写真を撮る。 横浜高校伊…

決め手

カメラを買ってしまいました。 あんまり写真にこだわりがないので、iPhoneで十分だと思っていたのだけれど、ここ最近他の方のブログで色んな写真を拝見して、月がこんなに綺麗に撮れるのか、とか、夕焼け空が美しく撮れるのか、と羨ましくなってしまったので…

暇にまかせて

暇なんだろう。 徒然なるままに日暮らし球場に向かいて、木曜日は会社帰りに東京ドームで都市対抗、土曜日は相模原球場で高校野球2試合、日曜日はまた東京ドームで都市対抗野球2試合、月曜日は有給とって保土ヶ谷で高校野球2試合、火曜日は都市対抗決勝。幸…

夏に読みたい100冊

はてなさんの今週のお題は「夏に読みたい1冊」との事ですが (もう月曜なので、間に合ってない感じがものすごくするけれど) 夏になると一番読みたいのは、新潮文庫や角川文庫なんかから出されている「夏に読みたい100冊」というような小冊子だ。 毎年毎年、…

男ってやつは

森進一によれば、男ってやつは港を出てゆく船のようだし、岩崎宏美によれば、この都会は戦場だから男はみんな傷を負った戦士。昨日は秩父宮ラグビー場に関東大学ラグビーオールスターゲームを見に行ってきた。秩父宮にはいつも青山一丁目から銀杏並木を通っ…

他人事

自分を脳天気なまま保つには、才覚がいるのである。根性もいるのである。実は私は、そうではない自分を見つけてしまうのが怖くてならない。兄の言う所の「何も考えていない奴」という立場を貫きたい 山田詠美「無銭優雅」 我が家は家庭環境がガタガタで、曽…

普通のお客様

今夜あなたに接吻する 後になったら思い出すわ まだそうしない、今のことを 愛してる。まだそう言わない今のことを ジャン・ジロドゥ「オンディーヌ」 前に勤めていた会社は劇団で、10年勤めた。辞めて4年になる。 先日、劇団時代の友達とご飯を食べた時、友…

時の流れに身をまかせ

子供の頃は、60代で亡くなった方に対して大人が「まだお若いのに・・・」と悲痛そうに口にするのを聞く度に「いやいや、若くないでしょ?」と思っていたが、いつの間にか自分もそんな話を聞くと「え!!お若いのに!!」とショックを受けてしまうようになった。…

野球場の亡霊

「教師になんぞなるもんじゃないな どんなに可愛がっても相手は卒業してゆくばかり 見送るだけの人生じゃ 卒業してしまえば次に会うのは何年も先 ヘタすりゃ2度と会う事もない いったい教師というものは・・・・・・ 永遠に卒業できない学校の亡霊のようなものなん…

人生の留め金

傲慢だと言われればその通りで、鬱病かと言われればそれは違うけれど、独りで生きていると、ふと、人生への留め金がないな、と思ったりする。 愛すべき者も、守るべき者も、生死を賭して執着すべきものもないから、どうしても、どんな苦しい思いをしても、そ…

地上の星

今日は神奈川県高校野球春季大会の4回戦。 朝から雨だったけれど、第一試合が横浜高校×桐光学園、第二試合が横浜隼人×慶應義塾という好カードで、昨年夏の甲子園で22奪三振を記録して世間を騒がせた松井くんが投げるということもあり、朝から球場にはたくさ…

野球の音

去年テレビを処分した。 スカパーが受信できない建物なので野球中継も見れず、テレビ自体ほとんど見なくなったし、何より、ベッドとテレビがぎゅっと置いてある自分の部屋がビジネスホテルの部屋のように見えてうんざりした。 それで今年のWBCもプロ野球もラ…

方程式

ちょっと前、阪神タイガースの継投陣は「JFK」と呼ばれ、抜群の安定感を誇っていたものだったが、ウィリアムスも藤川もいなくなり、勝利の方程式は壊れてしまった。 それで、今年の勝利の方程式は、安藤、福原、久保の「AFK」なんだそうだ。微妙なとこだ。 …

思えば遠くへ

学生時代の数年間を埼玉で過ごして、西武球場の近くの高校に通っていた。 授業が退屈な時、いつも窓の外に見える西武園ゆうえんちの観覧車を眺めていた。 高校生にとっては学校だけが世界の全てで、学校の外でどうやって生きていくのかわからないのに、ここ…

日本選手権

ラグビー日本選手権を見に来た。 体でぶつかり合う男たちはやっぱり素敵で、ときめいてしまう。