90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

コリンの星

ゆうこりん、こと小倉優子さんはかつて「こりん星からいちごの馬車でやってきた」と発言していたが、今やあれは彼女にとって黒歴史なんですってね。ゆうこりんがこりん星を卒業した今頃になって、本当に何を今更・・・という感じではありますが、わたくし、どう…

ゆず湯が目にしみる

昨日は朔旦冬至と言って新月と冬至が重なる日で、とても珍しくおめでたい日だと言うので、それならゆず湯はもちろんかぼちゃの煮つけも食べないとね、と、久々に駅前のスーパーに行った。2014年の冬至は大変めでたい「朔旦冬至」 次は38年後 - ライブドアニ…

とろみちゃんとマロニーちゃん

むかしむかしあるところに、あんかけの苦手なおひめさま(自称)がおりました。 おひめさまが子供の頃、読んだ本にはこんな囃し言葉が書かれていました。 「勝ったら官軍、負けたらあんかけ!」 どうやらその子ども達にはあんかけはすこぶる不評なようで、「…

何もない場所

以前、旅先の道の駅で、ギターをかき鳴らして「襟裳岬」を歌っているおじさんがいて、あれ以来、なんとなく襟裳岬が耳に残ってしまっている。 おかげでitunesでダウンロードまでしてしまった。吉田拓郎版だけど。家へ帰ろう / 襟裳岬アーティスト: 吉田拓郎,…

わらしべ長者の才能

月日の経つのが恐ろしく早い(言い訳) 飛ぶように去る日々の中で、いろんな事がありました。末の弟に子供ができたり(3月誕生予定)、ついに出刃包丁をゲットしたり。秋のマストバイ☆ - 90億の神の御名寒くなりはじめの頃はずいぶん気持ちが落ち込むもので…

何もかもみな

「地球か・・・何もかも皆なつかしい」というのは「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長の名台詞。子供心にぐっときた。宇宙戦艦ヤマト劇場版 沖田艦長の最期 / Captain Okita dies - YouTubeさて、11月も最早終わりではございますが、月初はワタクシ、生まれて初めての…

もはや退けない

よしもとばななが何かの小説の中で「男の人って一人でどんどん暗くて狭い所に入り込んで行こうとする性質がある」というようなことを女の子に言わせていた。 年に一度くらい、ふと思い出して、いったいあれは何の小説の中の言葉だったっけと探すのだけれど、…

旅の教え

二十歳の時に作った10年パスポートの期限もとうに切れて放置していたが、ある日ふと「いつでも海外に行けるし」と思い立って再取得したのが5年前。ようやくあの思いつきが役立つ日が来た。「搭乗便は違うけど、乗る前に会おうよ」と弟夫妻に言われ、チェッ…

たとえばぼくが死んだら

見知らぬ街 - 90億の神の御名上の記事にも書いたけれど、子どもの頃は知らない場所に出かけるのが苦手だった。もう二度とこの部屋に生きて戻って来ることはないんじゃないか、と怯えてしまうのだ。 今では自らすすんであちこち出かけていくけれど、それが例…

嫁ぐ花

ついに婚姻届に判を押す日が来ました。 ・・・が、私の婚姻届ではない。二つ下の弟の結婚の証人になるのだ。これまで下の弟たちの大学の奨学金の保証人になったことはあったけれど、ついに結婚の証人なんかする日が来たのねえ。と、しみじみしながら判子を押し…

まめとかえるのゆうゆう散歩

お友達のかえるさんが「コスモスが見たい」と言い出す。先週の台風でずいぶんやられちゃったみたいだから、コスモスだけじゃなくて他のものも見れる場所にしないとね・・・と、浦賀から久里浜まで歩くことにした。 久々の赤い電車、京浜急行。初めてこの電車に…

秋のマストバイ☆

お久しぶりでございます。すっかり月刊となってしまいました。月刊すら危うい状況でしたが、折に触れて連絡を下さった、おにいさん(id:tk1969) こみちさん(id:kazenokomichi) くみちょうさん(id:Strawberry-parfait) okkoさん(id:okko326)ありがとう…

海の向こうの

何かにつけて、思い立ってあれこれ始めてみたくなるタチで、現在、英語を勉強中なのであります。 今は便利な時代だから、スカイプでネイティブスピーカーからレッスンを受けることもできるし、LINEで海外の人と気楽にチャットもできる。 海外のニュースを即…

いたむ季節

ああ 人は獣 牙も毒も棘もなく ただ痛むための涙だけをもって生まれた 裸すぎる 獣たちだ 中島みゆき「瞬きもせず」 瞬きもせずアーティスト: 中島みゆき,瀬尾一三,デビッド・キャンベル出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 1998/10/07メディア: CD ク…

青春の後ろ姿

全国各地で甲子園の県予選が始まっていて、沖縄なんてもう準決勝だ。 神奈川は先週の土曜日から始まった。 なんだか春季大会の時期から今年はあんまり気持ちがのらなくて、来年こそは県大会を開会式から見ようと去年の秋に決意したのに、「暑いからいいや」…

検証の夏

時々キノコやら米についてエクセルグラフをあれこれ作っているのでご存じかもしれないが、夏休みの宿題で一番好きなものと言えば、自由研究だった。 何の役にも立たないというのに、何故だか壮大な使命感を持ってベランダに座り込み、家の前を通る人たちの男…

悩みはイバラのように

子供の頃はこんな事で悩みやしなかった。しかし、大人になってから突如発生する悩みというものがある。ねむり姫 澁澤龍彦コレクション (河出文庫)作者: 澁澤龍彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/02/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見…

なんでも食べてやろう

きのこの食べ方 - 90億の神の御名昨年の秋、つい出来心できのこ中毒にかかった人の食べ方を調べてしまい、老人たちの繰り出す「ゴルフ場に生えていた」「自宅の庭に生えていた」「種類はわからないが食べてみた」というものすごい冒険心にひどく打ちのめされ…

サザエでございます

月日の立つのは早いもの。 大変ご無沙汰しておりますが、相変わらず草木を見つめ、星を見上げ、山にも登れば高校野球も見て、元気にしております。 ゴールデンウィークは秩父に行ってまいりました。メインは星。その他、芝桜とか秩父34観音のご開帳とか。 近…

ピッコロ大魔王の恐怖!!

すっかりサボり癖がついていますが、生きています。 生きて、そしてナメック星人に怯えているのです。。。噂には聞いていたけれど、大丈夫だろうとタカをくくっていました。 まさか私の小さなベランダに魔の手が伸びるほど、あのお方だってヒマな訳がないわ…

日暮

日本の伝統「盆栽」の魅力。 - NAVER まとめこの記事の中には、「今若い女性の人気再燃!」という見出しがあり、「若い女性の中にはマンションのベランダで自ら盆栽を育てる人も増えています。長い歴史を誇る盆栽は、いま、緑のアートとして、再び脚光を浴び…

プロフェッショナル

【プロフェッショナル】 [名]専門家。本職。プロ。⇔アマチュア。 [形動]職業的、専門的であるさま。「―な仕事振り」 デジタル大辞泉 プロフェッショナルとは「プロフェッショナルとは、ある分野において、社内はもちろん、広く社外でも第一線で通用する…

渚のバルコニー

渚のバルコニーで昔、母と一緒に掃除夫を眺めていた。 あれは沖縄。 冬とは言え、沖縄だけあって気温も高く、よく晴れた気持ちのいい午前中、バルコニーの下を3人の男性がだらだらと通りすぎて行った。 先頭の男性はやるきなさげに竹箒をずるずると引きずっ…

そういうふうにできている

今日は会社で、ふと「内税と非課税はどう違うの」「そもそも非課税ってどういうことなの。この国で税金のかかんないものってあるの」「免税とはどう違うの」などという事をあれこれ話しあってしまい、頭から煙が出そうになった。 長いこと生きて、相当いい大…

Imagine

どんな鳥だって、想像力より高く飛ぶことは出来ないだろう 寺山修司 真偽の程は定かではないが、前にどこかで、韓国人が「ジョン・レノンのImagineは韓国人女優イム・イェジンのために書かれた曲だ」と主張しているというニュースを読んだ。 なんでも、ジョ…

人はなぜ

3月31日。 今日でいいともが終わった。年度も終わった。 明日から新年度。税金が上がる。そして保険証が更新となる。そう、このバタバタの年度末に、どういうワケか保険証の更新があり、4月1日から有効の新保険証が送られてきて、旧保険証は返却しなければな…

ナニはともアレ

ずいぶん前のCMでサラリーマン二人が下のような会話をしているところにテロップで「アレリーマン」と出るのがあった。 A:あの映画みました? B:あー、アレだろ、あの女優が出てる A:そうそう、アレがアレするあの当時ですら、友人たちと「わーかーるー!…

約束

「今年の冬の大雪は、松岡修造がソチに旅だったせい。おかげでソチが暖冬になった。五輪が終わって修造が帰国した途端に日本に春が訪れた!」朗報 ソチから松岡修造帰国で全国的に春の陽気にwwwwwwwwwww - NAVER まとめ・・・とまで言われたアツい男…

春のめざめ

飲み友達のツトムくんが、栗の渋皮煮を作るのにハマっていた事があった。 なんでもあれは、煮ては冷ましを繰り返して作るらしく「最近のオレは会社から帰って子供の顔見るより先に、栗の顔見て様子を確認してるからね」なんて言ってみんなの笑いを誘っていた…

思い残し切符

イーハトーボの劇列車作者: 井上ひさし出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/12/06メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る去年の秋、井上ひさしの戯曲「イーハトーボの劇列車」を見てきた。井上ひさしが敬愛する宮沢賢治の生涯を描いた作品だ。 この…