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90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

夜桜

昨日は会社帰りに同僚と千鳥ヶ淵の桜を見に行ってきた。
大昔から「千鳥ヶ淵の桜」は毎年のようにニュースでも話題にされ、絵はがきや図鑑にもその写真が載っていたけれど、実際に行ってみたのは去年が初めてで、まるで日本に初めてきた外国人のように「ビューティフル!」と目を見開いて息を呑んだものだ。


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けれど2度目の今年もやっぱり外国人のような気持ちで「これが日本か!!」と衝撃を受けた。
そして何枚も写真を撮るけれど、写真の桜より目の前の桜の方が数段に美しくて圧倒される。「すごい、すごい」という声しか出ない。


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こうやって、桜に圧倒されていると、突然、和歌に込められた大昔の人の気持ちに対してものすごい親近感を感じてしまう。ああ、同じこと考えているんだ、と。
同時代だったら運命的な恋に落ちるくらいに、強く。


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1000年も前からずっと桜は咲いて、ずっと人を虜にしてきて、
1000年たってもやっぱり、同じ気持ちでこうして花を見上げているのだな。


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それでもう、今がいつでもいいような、時間の感覚をなくすような気持にもなるから
夜桜には妖しさがある、と言われるんだろうか。