読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

坊主憎けりゃ

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、と言いますね。
あのドラえもんだって、ねずみが嫌いすぎて「ねずみ」という単語を聞いただけでこんなにも飛び上がる。

f:id:mame90:20130422164743j:plain

イソップ寓話を元に寺山修司が書いた「王様の耳はロバの耳」というミュージカルでは、ロバのような耳をした王様がコンプレックスのあまり、「ロバ」と「耳」という単語を見るのも聞くのも嫌で、国中の辞書からその言葉を取り除いてしまう。「おふろば」もダメなんだって。徹底してるな、王様。

うちの父もそうだけど、あの茶色くてカサカサした台所の虫、頭文字Gが大嫌いな人が世の中にたくさんいて、名前を出すのも嫌がるから、お付き合いで「G」というコードを使用するのですが私は別にGは平気。
その代わり、その名を口にすることも出来ないほど嫌いなのは、グレゴール・ザムザ!!キャタピラ!!あのぐにゃぐにゃした、蝶の幼虫?
あああああ、こうして書くだけで、奇声を発しそうになるほど恐ろしい・・・。
それで私も「王様の耳はロバの耳」の王様の如く徹底しているものだから、「芋ようかん」は食べれるのに「芋むしようかん」は食べたくないのです。せめて「むし」を「蒸し」と書いてくれればいいものを、あれは大概「芋むしようかん」と平仮名になっている。嫌なのよ!!その語感が!!

f:id:mame90:20130407235141j:plain

Boulangerie cafe oeuf(横浜市青葉区荏田北)山ネズミ君 168円
パン:もっちり 薄皮
クリーム:りんごの入ったカスタード。量は少ない。
☆☆☆

可愛いんだけどね。
実家にいた頃、近所にスギタさんというおばさんが住んでいて、母と仲が良かったので時々家に遊びに来ていた。
ある日、学校から帰宅したら母が、口のついていないカフェオレを「これ、温めなおして飲んで」と差し出した。どうしたのかと尋ねた所、マグカップに描いてあるネズミの絵(西洋の絵本みたいな割とリアルな絵柄)を見て、スギタさんが飛び上がって帰って行ったというのだ。それはもうものすごい勢いだったそうだ。
このクリームパンを見つけた時、ああ、スギタさんならきっとお店のドアを壊す勢いで逃げ出すだろうなと思った。
ドラえもんなら四次元ポケットから地球破壊爆弾を出そうとするだろうな。

f:id:mame90:20130422212132j:plain

私も、これがねずみだからと頭から囓れるけれど、例の虫っぽいやつだったら、ラーメン大好き小池さんのラーメンどんぶりをひっくり返す勢いで逃げ出すもの!