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90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

病める時も健やかなる時も

野球・スポーツ

根性なしで不都合な真実からは目をそらしがち。
ドラマでも誰かが殺されそうになったり、不穏な雰囲気になってくると、見るのが嫌になってしまう。マドンナの出演した映画「エビータ」のDVDを持っていたが、あれも見るのは夫がアルゼンチンの大統領になる所までで、その後の凋落ぶりは見ない。ダニー・ケイ主演の「5つの銅貨」も、娘の病気でジャズ奏者人生を諦めようとする場面は飛ばしてしまう。

ライオンズの試合だって、ノーアウト1、2塁で中継ぎ投手が出てきてフォアボールで満塁、なんて事になったら恐ろしくてすぐにラジオを消す。そして後でそうっとインターネットで結果だけ確認する。

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開幕当初は勢い良く勝ち進んで浮かれていたのに、夏頃から雲行きが怪しくなってきた。ちょうど高校野球が始まったので、そっちに夢中になっているうちに、どんどん低迷していき、「ああ、今年はもう終了だな。Bクラスか。涌井くんもFA宣言か。いいわ、私には高校野球があるもの!」と拗ねていたら近年恒例の秋の追い上げでクライマックスシリーズに出れることになった。

おまけに2位になれる可能性も出てきて、ホーム最終戦で順位が決まるという。その日は石井一久の引退セレモニーもある。先発は牧田の予定。平日だから最初からは見れないけど、それなら行くか、とチケットを買った。

チケットは完売で、球場は満員。外野席で大声で応援してる人たちを見ながら、なんだかいいとこ取りみたいで申し訳ないなあ、と思ってしまう。
私が目をそらしている間も応援してきたんだろうなあ。怖くて目を瞑りたくなっても、むかむかと腹が立っても、病めるときも健やかなる時もちゃんと応援できるのが真のファンだよなあ。いつも、真のファンになりたいなあ、と思いつつ、都合が悪くなるとすぐに逃げてしまう。

そして、こうして結果がある程度決まってから、いいとこ取りして見に来るのだ。

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ヤスのタイムリーも、ものすごいクロスファイヤーを放るスーパールーキー高橋朋己の登板も。

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ホームランを狙うおかわりさんも。

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10-2で勝って、2位になれて、最終戦セレモニーで雄星とおしゃべりする涌井くん。

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石井一久の引退セレモニー。古田と抱き合う姿にぐっと来る。

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息子さんから花束を渡されて、お父さん顔の一久。なんとなく意外。

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胴上げは上手に撮れなくて、もう終わりかけ。

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野上くんは、わんわん泣いて、噂によると泣き過ぎでコンタクトを落としたらしい。その奥で涌井くんも泣いて小学生みたいに肘で顔をこすっていたから「ホントこの子って、こういう時すぐ泣いちゃうんだから」とお母さんみたいに思った。

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挨拶で一久は「若い選手がどんどん逞しくなっていくから、皆さんの夢をライオンズに託しても問題ありません」と言っていた。

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それでも、病めるときも健やかなる時もいかなる時も見続ける勇気がなかなか出ないのだけれど、見事ホーム開催となったCSのチケット、いいとこ取りして買ってしまおう。…買えるかしら…。

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セグウェイで場内を一周する、石井一久のシュールな姿、これもいいとこ取り。