90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

冷静と情熱のあいだ

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日曜の同窓会ではミルフィーユ鍋が出た。
みんなが「あー!小栗くんのCMやってるよねー」なんて言ってた。
ああ、そうなの。この鍋じたいは前からあったはずなのに、最近流行しているようだなと思っていたら、そういうわけか!
でもこれおいしいな。

それで月曜日の夕飯はミルフィーユ鍋にした。白菜、豚肉、白菜、豚肉と重ねて包丁を入れ、鍋にぎゅうぎゅう詰める。楽しい。
そして美味しくて安上がり。いいな、これ。ちょうど白菜も余らせていたしね。
火曜日のお弁当はミルフィーユ鍋の残りの卵とじ。okkoさん(id:okko326)に教えてもらった卵とじのコツを頭に入れながら。

昨日はお取引先様との新年会だった。

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・・・ミルフィーユ鍋。どんだけ流行中なの。小栗恐るべし。
せめても、と味噌味で注文したのに出てきたのは醤油味だった。もう火を通しちゃったし、いいんだけど。

この3日間で、私はどれほどの白菜を食べているのだろう。
もはやミルフィーユ鍋とミルフィーユ鍋の間に私が挟まるミルフィーユ状態ではないか。

例の腫瘍のおかげでお酒を自重している私は、ミルフィーユ鍋を見つめ、せっせと火加減の調整に努め、お取引先様と同僚は酒の勢いを借りてどんどんヒートアップしていき、鍋の中にビールを零した。
・・・これぞまさに「冷静と情熱のあいだ

冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)

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冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)

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今日のお弁当は白菜の中華炒め。
もはや冷静と情熱のあいだでもなく、冷静と白菜のあいだですらなく、白菜と白菜の間にいるのかもしれないな、私。