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90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

卒業

クリームパン

恥ずかしい話だが、弟は昔、盗んだバイクで走りだして保護観察処分を受けたことがある。不謹慎ながら「リアル尾崎か、コイツ」と笑ってしまったのだけれど。

尾崎豊、もちろん嫌いじゃない。スクール☆ウォーズだって大好きだし、大人たちが学生運動について懐かしそうに語り合うのも少しは知っている。ただ、理解できないのは、その反抗の理由と必要性だ。
先生、あなたはか弱き大人の代弁者なのか」「この支配からの卒業」「先公が」などと言いながら、学費払って学校に通う必要があるんだろうか。中学生ならともかく、高校は義務教育じゃないんだから、行かなきゃいいじゃない。
学生運動だって、なんでわざわざ政治を学校に持ち込んで、学校の設備を占拠したり落書きしたり火炎瓶投げたり命を落としたりしているのか。

まったくもって理解に苦しむわ・・・という程度の普通の大人になりました。

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プロローグ(横浜市青葉区美しが丘西)クリームパン 168円
パン:柔らかくて甘みがある
クリーム:卵が強い黄色い。オムレツっぽい
☆☆☆☆

クリームパンの記事が一昨日で100になった。毎日、クリームパンについて何でも大げさにしゃべり続けてきたが、100になったら、毎日クリームパンじゃなくてもいいや、と自分の中で勝手に決めていた。最後の方は「あと○日。あと○日でこの支配からの卒業」「早く自由になりたかった」と呪文のように思っていたのだが、まったく、何が「この支配からの卒業」だ。誰が私にクリームパンを食べろと強制したと言うのだ。自ら選んだくせに、愛することと生きるためにすることの区別迷っていた。

このお店にだって「理由なき反抗」をしていた。畑の真ん中にある日突然できたパン屋さんで「なぜあんな辺鄙な所に」と思っていたら、あれよあれよという間に勢力を拡大し、警備員付きの巨大な駐車場まで出来て、遠路はるばるお客様が買い求めに来るのだ、畑の真ん中に。
・・・いけすかない。別に普通のパンじゃねえか!と斜に構えてバカ騒ぎしてた街角の俺達。
くっ!お前、なかなかやるな!というお味だったのに。

つまるところ、人は時折、自ら何かに縛られたくなり、縛られることを個性だと思ったり、反抗することを個性だと思ったり、「相手にされたかった」と甘えてめそめそ泣いたりするものですよね、うん、そういうとこ、ある。
ここ数日あんなに「この支配からの卒業!!」と思っていたけれど、パン屋に行けばまたクリームパンを探しているわけで、毎日じゃないけどまたぼちぼちクリームパンのことも書くでしょう。時折理由なく反抗して、行儀よくまじめなんてクソくらえと思いながら。

回帰線

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