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90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

この恨みはらさで

泡沫 野球・スポーツ

新婚時代に、風邪をひいた母が、会社に出かけようとする父に「ごめん、今日はご飯を作れそうにないの」と言ったところ、父は意気揚々と「心配ないよ。オレ、外で食ってくるからさ!」と答えたそうだ。
母は未だに風邪をひくたびにネチネチとあの日の文句を言う。
「アンタのご飯なんかどうでもいいのよ!病気の妻のご飯をどうして心配しないのよ、ホントこの人って自分勝手よね」
あまりに何度も言われるので、もうその場にいたような気持ちになるほどだ。

口にはしないけれど、私もそんな母に対して、未だに忘れ得ぬ恨みを抱いている。
昔、父が取り付けた吊り戸棚が私の頭の上に降ってきた時、母は「キャーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!」と叫んだあとで、そのまま「あははははははははははは!!!!」と盛大に笑い転げた。
大きな瘤と少しの切り傷と、目の前が白くなったり赤くなったりしそうな痛みの中で「コイツ・・・」と思った。

もう一つは10年ほど前、生まれて初めてのインフルエンザに、心身ともに弱りきって母に電話したら母は明るい声で言った。「あたしね、今韓国なの。ヨン様に会えるかしら」
あの・・・あのね・・・私・・・インフルエンザで・・・。
弱々しい声で告げるも母は「あら、そうなの」とサラっと流した上でしょうもない情報をくれる。
「ねえ、知ってた?コエンザイムって塗ったらすごく効果あるけど、舐めたら毒なんだって!不思議よね!」
・・・ダメだ、この人に助けを求めるだけ無駄だ。
すっかり諦めた私は「オロナインH軟膏も塗ったら薬ですが舐めたら毒です!」と冷たく言って電話を切った。

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木曜日から両親が沖縄に旅行に行っている。
父の出張のついでなのだけれど、それをいいことに日本ハムのキャンプにまで行って大谷くんをナマで見てきたらしい。
そこまで、大谷くんが好きだったのか、ホントミーハーな人。
まあ、いいや、それならついでに横浜高校出身の近藤くんの写真もお願いね、中田翔さんもヨロシク☆と告げるも「二人共頑張ってたみたいだけど、顔が私の好みじゃないから写真は撮りませんでした」とのこと。コイツ!!!
おまけに「こちらは20度超えです(*^_^*)」なんて浮かれたメッセージもついている。

すっかりあの日の、韓国コエンザイム事件を思い出した私は険しい顔でベランダに出て写真を撮り、すぐさま送付してやった。「関東は大雪です!明日も雪です!」と。

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まあ、本当は、久々の雪に浮かれているからいいんだけどね。
「車を屋根のない所に停めちゃった。埋まってるか見れる?」だって。
見るもんか!!

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この時間になっても雪は降り止まず、ごうごう吹雪いている。さっきから電気が時々チカチカするんだけど、まさか停電の可能性アリ?
これが、「人を呪わば穴二つ」というやつかしら・・・。