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90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

地上の星

今日は神奈川県高校野球春季大会の4回戦。
朝から雨だったけれど、第一試合が横浜高校×桐光学園、第二試合が横浜隼人×慶應義塾という好カードで、昨年夏の甲子園で22奪三振を記録して世間を騒がせた松井くんが投げるということもあり、朝から球場にはたくさんのお客さんが並んでいたようだ。
マスコミも来ているし、高野連の動員収入の問題もきっとあるんだろう、当初の予定より4時間遅れた14時過ぎから試合開始となった。
もちろん、私も朝からそわそわしながら、あちこちで情報を集めて、冬山用の服を着こんで球場に出かけた。まるで夏の決勝戦のような長蛇の入場列に並んで、ようやく球場内に入ったら、グラウンド整備作業が懸命に行われている所だった。

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高校野球は、試合開催球場のグラウンド整備やチケット売り、もぎり、スタンドのゴミ集めなんかをそれぞれの高校の野球部員が担当する。相模原球場は東海大相模が担当しているし、保土ヶ谷球場は横浜隼人高校だ。
この横浜隼人高校野球部のグラウンド整備が本当にすごい。ネット上では甲子園球場のグラウンド整備をする阪神園芸という会社にちなんで「隼人園芸」と呼ばれているくらいだ。きびきびと声を出しながら美しく整備していく様はまるでショーのようでyoutubeにも動画があがっていた。

この動画だと一部しか映っていないけれど、客席から全体を見渡すと、本当に美しいパフォーマンスを見ることができる。彼らがこうやって一生懸命整備してくれるという事もあって、私は保土ヶ谷球場が大好きだ。

今日のグラウンド整備は雨の後だからいつもと違う。スポンジで水たまりの水を吸い取って、手押し車で砂を運んできてスコップで撒く。それをならす。
その風景は完全に工事現場だ。土木作業だ。隼人高校の部員たちは手慣れたもので、砂を乗せた重たい手押し車を、ぬかるみをよけながら上手に押してくる。
試合をするために土木作業が必要になる部活って・・・他にあるだろうか。野球部に入って土木作業がこんなに上手になるなんて、彼らも思っただろうか。

さすが土建国家、日本。さすが技術大国。
保土ヶ谷球場のアルプススタンドでグラウンド整備を眺めながら、私は愛国心と感動と、そして寒さのために震えていたのです。

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懸命なグランド整備のおかげで始まった試合は、6連続三振もあり、松井くんのピッチングはやっぱりとても素晴らしかった。横浜高校も完封されたものの、さすがだなと思う場面は何度もあった。雨でも寒くても、見に行って本当に良かった。
横浜隼人高校野球部のお兄ちゃんたち、いつもどうもありがとう。そして今日の逆転勝ち、おめでとう。


今週のお題「部活動」