90億の神の御名

この世界のほんの些細なこと

思い込んだら

試練の道を~♪・・・というのは「巨人の星」のオープニングテーマ。

okkoさん(id:okko326)が
■その思い込みを捨てろ その思い付きを拾え - ひぐらしPCに向かいてという記事の中で、通販で買った調味料が想定外の大きさであったことを書いていた。
あるあるある!!

あれは2009年の早春のことでした。(回想)
当時の私は保存食作りに凝っており、干し野菜のための竹ざるを所望し、毎日のように楽天市場を彷徨っていたものです。買い物で一番楽しいのは、こうしてあれこれ眺め、他人の口コミを参考にし、どうしたものかと思案している時間ですよね。
世の中には1万5千円もする高級な竹ざるもあれば、100均並みの竹ざるもある。なるべくリーズナブルで良さ気なものをと探し求める中、お値段も見た目もいいじゃん、コレ、と何度もページを開いてしまう竹ざるがありました。しかし60センチという大きさに毎回「ヤバい。大きすぎる」と閉じるのです。
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ユーザーレビューには書いてありました。
「物自体は良いのですが、如何せん大きすぎます。確かに大きいと書いてありましたが、それにしても大きすぎです。梅干しを干すくらいしか用途がありません。しまう所もありません

その淡々とした口調に笑ってしまいつつも、私はふふんと小馬鹿にしていました。「ネット通販っていうのは、事前によく確認してから買うのが鉄則なんだからさ~」と。
そして意気揚々と30センチざるとゴムべらを注文した数日後、我が家に巨大な箱が届きました。中に入っていたのは直径50センチ程の巨大なゴムべら!!

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「デカ!!」と思わず声が出る。
竹ざるのユーザーレビューを小馬鹿にしていた己が恥ずかしく、へなへなと床に座り込みながらも笑ってしまった。いっそ清々しいほどのデカさ。取り出すたびに何度だって驚く。そして笑う。根元を持ち、悪戦苦闘して使っている時も「なんだ、このデカさ」とバカバカしくなって笑う。

大は小を兼ねるって言うし、何より笑いを忘れなくていいわよね、と前向きに考えることにしていたけど、あのゴムべらどうしたっけ。最近使っていないけど、もしかして引っ越しや大掃除の時に処分してしまったんだっけ。
okkoさんの記事を読んでゴムべらのことを思い出して探したら、引き出しの下に肩身が狭そうに斜めになって入っていた。久しぶりに見てもやっぱり「デカ!!」と台所でげらげら笑った。

いいんだ、いいんだ。これだけ笑えるから、いいんだ。思い込みで買ったけど、これは試練なんかじゃない。生活のスパイス!(負け惜しみ感は否めないけれど)

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